研究科長挨拶

みなさん、こんにちは。文学研究科・文学部のページにようこそお越しくださいました。
文学研究科・文学部を代表して、ひとことご挨拶申しあげます。

ここでは、文学研究科・文学部の雰囲気、とでもいうものについて、少し書いてみたいと思います。

ただ、誤解されると困るのですが、この「自学自習」は、単に「好き勝手にやっていいですよ」ということではありません。
あくまでも学生の皆さんが、「主体的に」とりくむという前提のもとに成り立つことがらです。

「学生の皆さんが主体的にとりくむこと」、それは、特に京都大学文学研究科・文学部だけでなく、すべての大学のすべての研究科・学部において、共通のことがらだと思います。しかしながら、なぜわが文学研究科・文学部がその点において突出しているのかと言えば、それはこの「学生の主体性」に対する信頼というものの強さだと思っています。 これは、文学部創立以来の100年を超える歴史を通じてつちかわれてきたものです。

教員は、学生の主体性に対して信頼をしていると同時に、実際にその信頼にこたえるだけの学生さんが集まってきている。「ここはそういうところなんだ」という、それがことさら言葉にして語られることはありませんが、そのような「ここはそういうところなんだ」という、目に見えない共通の理解が、京都大学文学研究科・文学部の雰囲気、であり、それがその魅力を支えているのです。

そして、その雰囲気の中でなされる研究が、いわゆる京都大学の「自由の学風」というものを作り上げることになります。自主的な自学自習の先に、自由な発想に基づく、斬新な研究がある、ということです。その学風を担ってくれる存在を、文学研究科・文学部は常に求めています。

このページをご覧になった学生さんが、文学研究科・文学部の雰囲気を感じ取ってくださって、いつかともに「自由の学風」の一翼を担うことができれば、と願っています。

2020年4月1日
文学研究科長・文学部長 宇佐美文理