『国史論集』小葉田淳教授退官記念事業会、1970年

日本史学専修ウェブサイト 『国史論集』小葉田淳教授退官記念事業会、1970年

小葉田淳「十六、十七世紀における極東の銀の流通」
梅原末治「本邦史前の状耳飾に就いて」
井上秀雄「任那諸国の地理的条件」
八木充「百済の役と民衆」
門脇禎二「いわゆる、中大兄献上の「入部」について」
岸俊男「難波 ―大和古道略考―」
上田正昭「神話における高木神」
横田健一「神武紀の史料的性格」
大畑正一「聖武天皇の遷都 ―陰陽道との関係―」
野田嶺志「国の等級について ―『続日本紀』宝亀六年三月乙未条をめぐって―」
吉田晶「和泉地方の氏族分布に関する予備的考察」
秋宗康子「最澄と空海の往復書簡について」
井上満郎「俘囚の兵士」
高瀬重雄「古代における山中地獄の思想」
平岡定海「近江国愛智郡司依智秦公氏について」
佐藤宗諄「九世紀における郡司制展開の意義 ―覚え書として―」
阿部猛「延喜の奴婢解放令」
丸山幸彦「官省符と基準国図 ―延喜荘園整理令の一側面―」
桜井徳太郎「高陽院十斎講について」
高木豊「庶民的法華講会について ―平安時代法華仏教史の一逍―」
石田善人「藤原隆信について」
三浦圭一「日宋交渉の歴史的意義」
鶴岡静夫「板碑における供養について」
工藤敬一「九州の小地頭制とその所領 ―地頭(職)と御家人の区別に関連して―」
泉谷康夫「中世水田の経営形態 ―作半を中心として―」
熱田公「東大寺大仏殿常灯料田畠記録をめぐって」
上島有「播磨国矢野庄の条里について」
赤松俊秀「卜部兼方自筆本日本書紀神代巻について」
佐藤利夫「長慶天皇についての研究」
国守進「石見国益田郷の構造について」
松山宏「北畠満雅の蜂起と多気」
藤岡大拙「赤穴氏について ―惣領佐波氏との関係を中心に―」
上横手雅敬「建武以来追加の成立」
脇田晴子「徳政一揆の背景 ―天文十五年を中心として―」
大山喬平「戦国大名領下の荘園所領 ―遠江国浜名神戸大福寺―」
田端泰子「畿内村落と国人層 ―和泉国を中心に―」
和歌森太郎「能登中居の鋳物師について」
脇田修「織田政権下の惣について」
朝尾直弘「織豊期の畿内代官 ―御牧勘兵衛を中心に―」
松尾寿「太閤検地帳よりみた新田開発農民 ―摂津国東天川村検地帳の検討―」
宮川満「石高決定に関する一考察」
水江漣子「慶長初年の江戸大名邸地」
伊豆田忠悦「羽州村山地方における近世初頭の検地について」
林屋辰三郎「島原・天草の乱について ―通説の修正二、三―」
石躍胤央「土佐藩における軍役にかわる材木献上について」
高沢裕一「改作仕法と農業生産」
竹田聴洲「民間寺伝における中興開山」
若林淳之「郷士の成立とその展開 ―三・遠・信国境地帯における―」
原口宗久「肥後藩における郷士制度」
今中寛司「徂徠の四書注解と朱子学批判」
日置弥三郎「江戸幕府の「飛騨一国御林山」について」
若林喜三郎「いわゆる加賀騒動の史的背景 ―享保・寛保期における加賀藩の財政政策―」
埜上衛「司馬江漢の思想」
藤野保「幕末における江戸幕府権力の性格」
酒井一「幕末期畿内における石代納 ―三分一直段平均化をめぐって―」
宮下美智子「近世後期の農家家計 ―摂津国武庫郡上瓦林村岡本家の場合―」
横山十四男「義民伝承形成の歴史的条件」
利根啓三郎「農村における寺子屋の一性格とその社会的経済的背景」
芳賀登「慶応二年の佐藤清臣 ―「伊那の松風」の紹介をかねて―」
杉井六郎「エル・エル・ゼ―ンスについて」
福島雅蔵「旧堺県の郷学校についての一考察」
榎本守恵「北海道開拓史における士族移民の問題」
河手竜海「明治初期における十州塩田休浜同盟について」
ひろた・まさき「福沢諭吉・1891年「貧富論」の転換」
江口圭一「一八九六年の営業税反対運動」
山本四郎「第一次桂内閣の初政と政友会」
後神俊文「木下尚江・明治三十九年夏 ―社会主義運動離脱の論理と心理―」
彭沢周「犬養毅と孫文の革命」
里上竜平「憲政会論 ―その財政・経済政策を中心に―」
芝原拓自「日本帝国主義と朝鮮の社会的変革」
Atushi Kobata「The Circulation of Silver in the Far East during the 16th and 17th Centuries」