現代史学専修ウェブサイト 現代史研究会の記録

2015年度-現在

第28回:2023年度大会

2023年7月29日(土)13:00〜17:30 於 京都大学文学部新館第7講義室

立花 孝裕 氏(京都大学大学院) 「戦間期~戦時期帝国大学における「大学開放」」

佐藤 雄基 氏(立教大学文学部 教授) 「封建制論のアクチュアリティ—20世紀前半の日本を中心にして」

西山 伸 氏(京都大学文書館 教授) 「「東大パンフ」とは何だったのか」

第27回:2022年度大会

2022年9月10日(土)13:00〜17:30 オンライン

范 艶芬 氏(京都大学大学院) 「合成ゴム問題からみた日本・ASEAN関係」

成田 千尋 氏(立命館大学 助教) 「中華民国政府の対琉球政策 1940~70年代を中心に」

中島 琢磨 氏(九州大学 准教授) 「沖縄の「核抜き・本土並み」返還の方針化——非核三原則の沖縄への適用をめぐって」

第26回:2021年度大会

2021年7月21日(土)10:30〜17:30 オンライン

尾崎 智子 氏(関西福祉大学 講師) 「戦後における女性運動の一端―消費生活協同組合家庭会・婦人会の活動―」

根津 朝彦 氏(立命館大学 准教授)  書評報告 山本昭宏『戦後民主主義』(中央公論新社、2021年)

鶴見 太郎 氏(早稲田大学 教授) 書評報告 山本昭宏『戦後民主主義』(中央公論新社、2021年)

山本 昭宏 氏(神戸市外国語大学 准教授) 根津報告、鶴見報告へのリプライ

福家 崇洋 氏(京都大学 准教授) 「大正デモクラシー論再考―戦後民主主義との関連から」

2020年度

コロナ禍で開催中止

第25回:2019年度大会

2019年7月27日(土)11:00~17:10 於 京都大学文学部新館第7講義室

小野 容照 氏(九州大学 准教授) 「日本における Self determination (民族自決)の翻訳と朝鮮への伝播」

VIERTHALER Patrick 氏(京都大学大学院) 「「文化的トラウマ」としての韓国の起源をめぐる歴史認識の対立―ポスト民主化韓国における「2つの記憶の共同体」の共存を手掛かりに―」

河 棕文 氏(韓信大学 教授) 「三・一 運動 100 周年の韓国における「歴史」と「政治」」

第24回:2018年度大会

2018年7月21日(土)11:00~17:00 於 京都大学文学部新館第6講義室

朴 起兌 氏(京都大学大学院) 「狼男と吸血鬼の社会批判-1970年前後における新しい伝奇小説の誕生をめぐって-」

朴 珍姫 氏(京都大学 非常勤講師) 「韓国テレビドラマにおける家族像」

宮本 大人 氏(明治大学国際日本学部准教授) 「教師にして漫画家-中島菊夫試論」

第23回:2017年度大会

2017年7月29日(土)11:00~17:00 於 京都大学文学部新館第7講義室

藤本 健太朗 氏(京都大学大学院) 「ワシントン会議と極東の内戦終結をめぐる諸相」

寺山 恭輔 氏(東北大学教授) 「1920 年代ソ連の極東政策:統治体制転換後のモスクワと地方の相互関係」

中嶋 毅 氏(首都大学東京教授) 「ハルビンのロシア革命」

第22回:2016年度大会

2016年7月9日(土)11:00~17:00 於 京都大学文学部新館第2講義室

成田 千尋 氏(京都大学文学部非常勤講師) 「沖縄返還とニクソン・ドクトリン」

櫻澤 誠 氏(大阪教育大学准教授) 「沖縄現代史研究の現在」

川島 正樹 氏(南山大学教授) 「沖縄戦をめぐる日・米・現地の史実と記憶の共有を目指して――各資料と文献の再検討を手掛かりに」

第21回:2015年度大会

2015年7月25日(土)11:00~17:00 於 京都大学文学部新館第7講義室

「松尾尊兊先生の学問的業績を偲んで」

冨永 望 氏(京都大学大学文書館 助教) 「松尾尊兊先生の戦後史研究と象徴天皇制: 『昭和天皇実録』から考える」

鶴見太郎 氏(早稲田大学文学部准教授) 「郷土,地方からの視点形成: 松尾先生の大正デモクラシー研究における一側面」

坂野潤治 氏(東京大学名誉教授)  特別講演「松尾大正デモクラシー論の今日的意義: 立憲主義と民主主義」

松尾先生ビデオ上映

2005年度-2014年度

第20回:2014年度大会

2014年7月26日(土)11:00~17:00 於 京都大学文学部新館第2講義室

朴 珍姫 氏(京都大学大学院) 「韓国版テレビドラマ『花より男子』の特徴―家族の物語としての『花より男子』―」

小野 容照 氏(京都大学人文科学研究所助教) 「植民地朝鮮の球児たち ―夏の甲子園(鳴尾)大会編―」

吉村 和真 氏(京都精華大学マンガ学部教授) 「『マンガの影響力』について考える―子供マンガを手がかりに―」

第19回:2013年度大会

2013年7月20日(土)11:00~17:00 於 京都大学文学部新館第2講義室

森下 達 氏(京都大学大学院) 「昭和30年代における原子力の「夢」と「幻滅」――経済雑誌『アトム』と小松左京――」

山本 昭宏 氏(神戸市外国語大学講師) 「「風景」になった原発:1960年代の原発建設をめぐる議論と地域の反対運動」

若尾 祐司 氏(名古屋大学名誉教授) 「反核の論理と運動――ロベルト・ユンクの歩み――」

第18回:2012年度大会

2012年7月21日(土)11:00~17:00 於 京都大学文学部新館第2講義室

吉川 絢子 氏(京都大学大学院) 「近代朝鮮における民法学の受容と判事への影響」

永井 和 氏(京都大学教授)・川嵜 陽 氏(京都大学非常勤講師) 「SMART-GSを使用した倉富勇三郎日記の翻刻事業について」

河西 秀哉 氏(神戸女学院大学文学部総合文化学科専任講師) 「新しい皇室像への宮中の対応-『倉富勇三郎日記』の検討を通じて-」

第17回:2011年度大会

2011年7月30日(土)11:00~17:00 於 京都大学文学部新館第2講義室

坂 堅太 氏(京都大学大学院) 「安部公房の東欧体験」

杉本 淑彦 氏(京都大学教授) 「ウルトラマンと原水爆幻想」

東田 雅博 氏(金沢大学人間社会研究域教授) 「『柳模様の世界史』とBritain’s Chinese Eye」

第16回:2010年度大会

2010年7月24日(土)11:00~17:00 於 京都大学時計台記念館2階会議室III

山本 昭宏 氏(京都大学大学院)  「1950年代における原子核物理学者の核エネルギー認識

~科学雑誌の分析を中心に~」

小野澤 透 氏(京都大学准教授) 「アイゼンハワー政権とNATO――拡大抑止と同盟関係」

武田 雅哉 氏(北海道大学文学研究科教授)  「ビリッときちゃった!――20世紀中国感電史観」

第15回:2009年度大会

2009年7月18日(土)11:00~17:00 於 芝蘭会館別館

佐藤 夏樹 氏(京都大学大学院) 「1975年投票権法改正と「スパニッシュ・スピーキング」

-バイリンガル投票を求めて-」

藤永 壯 氏(大阪産業大学人間環境学部教授) 「韓国の過去清算について」

竹中 亨 氏(大阪大学文学研究科教授) 「明治のワーグナー・ブーム」

第14回:2008年度大会

2008年7月19日(土)11:00~17:00 於 芝蘭会館別館

鹿 雪瑩 氏(京都大学大学院) 「古井喜実と1970年の日中MT貿易交渉」

R. エルドリッヂ 氏(大阪大学) 「硫黄島・小笠原の返還と日米関係」

吉岡 潤 氏(津田塾大学国際関係学科) 「戦後ポーランド「回復領」におけるドイツ語地名のポーランド化」

第13回:2007年度大会

2007年7月21日(土)11:00~17:00 於 芝蘭会館別館

末近 広太 氏(立命館大学国際関係学部) 「国際政治におけるイスラーム:認知論的再考」

藤目 ゆき 氏(大阪外国語大学外国語学部准教授) 「9.11以降のフェニミズムと女性史研究」

山澄 亨 氏(椙山女学園大学現代マネジメント学部准教授) 「アメリカが唱える「民主化」概念の変遷」

第12回:2006年度大会

2006年7月15日(土)11:00~17:00 於 京大会館

朴 宣美 氏(京都大学大学院文学研究科) 「朝鮮の米軍政時期における女性知識人のジェンダー論」

Dick Stegewerns 氏(大阪産業大学経済学部助教授) 「「国際協調」時代の地域主義

―戦間期の杉森孝次郎と「大自治区」の構想―」

細川 道久 氏(鹿児島大学法文学部) 「カナダ・ナショナリズムの展開とイギリス帝国」

第11回:2005年度大会

2005年7月16日(土)11:00~17:00 於 京大会館

井上 治 氏(京都大学大学院) 「イングランド国教会におけるキリスト教社会主義の展開」

喜多 千草 氏(関西大学) 「デジタル・パクスアメリカーナ―インターネットの国際標準化過程を考える―」

吉澤 誠一郎 氏(東京大学) 「桑原隲蔵の東洋史学と現状分析 ―戦前期日本の政治と学術―」

1995年度-2004年度

第10回:2004年度大会

2004年7月17日(土)11:00~17:00 於 京大会館

溝上 宏美 氏(京都大学大学院) 「イギリス帝国の衰退と移民流入―アトリー政権期の難民受け入れ政策をめぐって―」

李 昇燁 氏(京都大学人文科学研究所) 「海外在留『日本国民』の在留禁止処分―明治二十九年法律第八十号『清国及朝鮮国在留帝国臣民取締法』を中心に―」

平田 雅博 氏(青山学院大学) 「帝国史と国内史をつなぐ―オーナメンタリズム・ポストコロニアル・在英黒人―」

第9回:2003年度大会

2003年7月19日(土)11:00~17:00 於 京大会館

吹戸 真実 氏(京都大学大学院)  「冷戦初期における米国の台湾政策(1949‐51)」

羽場 久浘子 氏(法政大学) 「冷戦の起源と終焉―ヨーロッパの分断と統合の「境界領域」から見た冷戦―」

中野 耕太郎 氏(大阪市立大学) 「移民の戦争―祖国ナショナリズムとアメリカ化(1914‐1918)―」

第8回:2002年度大会

2002年7月21日(日)11:00~17:00 於 京大会館

宗田 昌人 氏(京都大学大学院) 「日本植民地下の台湾における「農村」の掌握」

千本 秀樹 氏(筑波大学) 「日本における人民戦線史観批判」

永原 陽子 氏(東京外国語大学) 「歴史を書くことと国民国家をつくること-アパルトヘイト後の南アフリカ-」

第7回:2001年度大会

2001年7月21日(土)10:00~17:00 於 芝蘭会館

冨永 望 氏(京都大学大学院) 「1950年代前半の改憲構想 改進党と自由党の憲法調査会」

高坂 誠 氏(神戸商科大学) 「両大戦間の中東におけるユダヤ・アラブ平和共存に向けた模索」

松里 公孝 氏(北海道大学スラブ研究センター) 「エリツィン・プーチン体制の形成過程における地方政治の意味―カシキスモ=行政府体制の形成過程―」

第6回:2000年度大会

2000年7月22日(土)10:00~17:00 於 京大会館

佐野 方郁 氏(京都大学大学院) 「鳩山内閣の中国政策とアメリカ─バンドン会議後の重光外務大臣及び外務省アジア局第二課の中国政策の分析を中心に─」

西崎 文子 氏(成蹊大学法学部) 「スペイン内戦とアメリカ」

立川 健治 氏(富山大学人文学部国際文化学科) 「競馬の社会史 ─競馬の鹿鳴館時代─」

第5回:1999年度大会

1999年7月24日(日)10:00~17:00 於 京大会館

須釜 幸男 氏(明治大学政治経済学部大学院) 「カサブランカ方式と日伊の無条件降伏」

川島 正樹 氏(南山大学外国語学部英米学科) 「地域闘争としての米国市民権運動─南部と北部の事例研究に基づく中間報告─」

三川 譲二 氏(舞鶴工業高等専門学校) 「芦田均論 ─戦前期を中心に─」

第4回:1998年度大会

1998年7月19日(日)10:00~17:00 於 京大会館

山口 育人 氏(京都大学大学院) 「アトリー労働党政権の植民地主経済・開発政策」

小関 素明 氏(立命館大学文学部助教授) 「近代日本の「政党政治論」と政治システム構想」

梶川 伸一 氏(金沢大学文学部) 「ロシア革命の再検討:権力と農民」

水野 直樹 氏(京都大学人文科学研究所) 「中国東北抗日闘争のなかの民族問題─在満韓人祖国光復会の成立をめぐって─」

第3回:1997年度大会

1997年7月27日(日)11:00~17:00 於 京大会館

宮田 昌明 氏(京都大学大学院) 「トラウトマン工作再考」

尼川 創二 氏(山口大学文学部)  「ロシア革命とザカフカースの民族問題」

藤永 壮 氏(大阪産業大学教養部) 「『満州』における日本型公娼制度の確立と朝鮮人風俗営業」

第2回:1996年度大会

1996年7月21日(日)11:00~17:00 於 京大会館

及川 英二郎 氏(京都大学大学院) 「産業報国運動の展開 ―「勤労新体制」の文脈―」

杉本 淑彦 氏(大阪大学文学部) 「民衆が見たフランス地中海帝国 ―序説:エジプト遠征幻想」

山内 昭人 氏(宮崎大学教育文化学部) 「ボリシェヴィキ文献とアメリカ、1917-19年―日本に関する考察のための一視座―」

第1回:1995年度大会

1995年7月22日(土)12:30~17:00 於 京大会館

桂川 光正 氏(大阪産業大学教養学部)  「山東占領地における日本の阿片政策」

島田 真杉 氏(京都大学総合人間学部) 「第二次大戦期アメリカの兵士と社会」

寺山 恭輔 氏(東北大学東北アジア研究センター) 「満洲事変とソ連―戦争の脅威がスターリン体制に及ぼした影響」