川島 隆(かわしま たかし)准教授

研究テーマと関心領域

●自己紹介
1976年京都府長岡京市に生まれ、奈良県奈良市の新興住宅地で育ちました。2004年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。滋賀大学特任講師・特任准教授をへて、2013年から現職。

●研究テーマ
カフカの文学を「オリエンタリズム」の観点から読むという研究から出発して、ジェンダー論やメディア論の問題意識に立脚して近現代のドイツ文学を読む仕事をしています。近年は児童文学にも関心の重点があり、スイスの女性作家ヨハンナ・シュピーリの『ハイジ』とその国際的な受容を研究対象としています。

主な著作

●著書
『カフカの〈中国〉と同時代言説――黄禍・ユダヤ人・男性同盟』、彩流社 2010
『カフカ「変身」(NHK 100分de名著)』、NHK出版 2012

●共著
青地伯水編『文学と政治――近現代ドイツの想像力』、松籟社 2017
青地伯水編『映画でめぐるドイツ――ゲーテから21世紀まで』、松籟社 2015
青地伯水編『啓蒙と反動』、春風社 2013
ちばかおり/川島隆『図説 アルプスの少女ハイジ――「ハイジ」でよみとく19世紀スイス』河出書房新社 2013
松浦さと子/川島隆編『コミュニティメディアの未来――新しい声を伝える経路』、晃洋書房 2010

●訳書
多和田葉子編(川島隆編集協力)『ポケットマスターピース01 カフカ』、集英社 2015
ジャン=ミシェル・ヴィスメール『ハイジ神話――世界を征服した「アルプスの少女」』、晃洋書房 2015
ペーター・ビュトナー『ハイジの原点――アルプスの少女アデライーデ』、郁文堂 2013年

最近の授業

2018年度
講義:ジェンダーから見たドイツ文学
特殊講義:「フクシマ」をめぐるドイツの報道
学部演習:ユーゴ内戦とドイツ文学
大学院演習:ドイツの書簡文化
学部・大学院演習:ドイツ語学ドイツ文学の諸問題
2017年度
講義:ドイツ文学に描かれた「他者」像
特殊講義:カフカと東アジア文化
学部講読:ドイツの移民文学を読む
学部演習:第二次世界大戦とドイツ文学
大学院演習:コロニアリズムから見たドイツ文学
学部・大学院演習:ドイツ語学ドイツ文学の諸問題
2016年度
講義:ヨハンナ・シュピーリと「ハイジ」の世界
特殊講義:「編集」から見るドイツ文学史
学部講読:小説で読むドイツ難民受け入れ問題
学部演習:第一次世界大戦とドイツ文学
大学院演習:児童文学とポップカルチャー
学部・大学院演習:ドイツ語学ドイツ文学の諸問題
2015年度
講義:文化史で読むカフカ
特殊講義:20世紀のドイツ児童文学とドイツ社会
学部講読:ドイツから見た日本
学部演習:ドイツ文学と戦争の表象
大学院演習:ドイツ文学研究とジェンダー
学部・大学院演習:ドイツ語学ドイツ文学の諸問題
2014年度
講義:ドイツの児童文学
特殊講義:カフカ文学の諸相
学部講読:ドイツの「フクシマ」関連ルポルタージュ
学部演習:アンデルセン研究の現在
大学院演習:「人魚」と「水の女」をめぐる文学研究
学部・大学院演習:ドイツ語学ドイツ文学の諸問題