田中(杉浦)和子

  

  碧と珠(飼い主に代わって)

 

教授

Kazuko Tanaka (Sugiura)

sugiura.kazuko.8x[at]kyoto-u.ac.jp ( [at]を@に変えてください)

 

  • 専門分野/研究課題/キーワード

空間分析 / 近代地理学史 / 空間行動,パターン分析,中国古地図(辺境図・都市図),ヘディン,センプル

  • 現在の研究テーマ・関心

空間分析の領域では,次の2つの領域において研究を進めている。(1)明末清初の辺境図および清代後期の北京図を対象とした地図パターンの分析,(2)空間行動のランダム性と生涯変動。いずれの研究でも,明示的ではない,いわば隠れたパターンの検出とその意義を明らかにしようとしている。近代地理学史の領域では,19世紀末から20世紀初頭頃の地理学者ラッツェル、センプル、さらにヘディンを対象として、近代地理学の確立期の様相と近代日本のかかわりについて,研究を進めている。

経歴

1979年3月 京都大学文学部史学科人文地理学専攻卒業

1981年3月 京都大学大学院文学研究科修士課程地理学修了

1982年4月 京都大学大学院文学研究科博士後期課程地理學専攻中途退学

1982年4月 一橋大学助手(社会学部)

1987年4月 福井大学助教授(教育学部)

1999年4月 福井大学助教授(教育地域科学部)

1999年3月 京都大学博士(文学)

2001年4月 京都大学大学院助教授(文学研究科)

2003年4月 京都大学大学院教授(文学研究科)

所属学会

人文地理学会、日本地理学会、経済地理学会、史学研究会

主要業績

  • 著書(単著)

田中和子 (2000): 『都市空間分析』古今書院,331頁.

  •  著書(編著)

杉浦和子 (2006): 『地域資源管理の手法に基づく中山間地域の総合的な環境保全戦略の提言―平成16年7月福井豪雨による災害復旧・復興対策を組み入れて―』(平成17年度旭硝子財団人文・社会科学系研究助成研究成果報告書).全153頁.

杉浦和子 (2005): 『福井県における中山間地域の内部格差の要因分析と総合的環境保全の提言』(2003年度鹿島学術振興財団研究助成研究成果報告書).全153頁.

  • 著書分担執筆(2005年以降)

杉浦和子 (2016): 新発見の京都大学蔵『北京内城図』を含む清代八旗方位図群の総合的研究.((公)三島海雲記念財団『研究報告書[平成28年度(第53号)]』,177-181頁.

田中和子 (2013): 距離.(人文地理学会編『人文地理学事典』丸善),96-97頁.

田中和子 (2013): グローバル/ローカルモデル.(人文地理学会編『人文地理学事典』丸善),204-205頁.

田中和子 (2010): 経済的視点からの復興(内閣府『1948 福井地震』内閣府),78-91頁.

田中和子 (2007): 福井市.(藤田佳久・田林明編『中部圏:愛知県・静岡県・岐阜県・三重県・富山県・石川県・福井県』(日本の地誌7)朝倉書店),612-621頁.

田中和子(2007): 近現代期京都の富裕層と都市空間構造.(金田章裕編著『平安京―京都の都市図と都市構造』京都大学出版会),211-231頁。

田中和子(2007): 人口漸減都市における移動行動の男女差―福井市の住民異動届データを用いて―.(石川義孝編著『人口減少と地域―人口地理学からのアプローチ―』京都大学出版会),149-169頁。

田中和子(2006): 平成16年福井豪雨による農地被害と復旧状況―南越・丹生地区における農業集落間の格差と問題―.(杉浦和子『地域資源管理の手法に基づく中山間地域の総合的な環境保全戦略の提言―平成16年7月福井豪雨による災害復旧・復興対策を組み入れて―』(平成17年度旭硝子財団人文・社会科学系研究助成研究成果報告書)),1-32頁.

杉浦和子 (2005): 福井県における中山間地域の内部格差の要因分析と総合的環境保全の提言.((財)鹿島学術振興財団『第29回2004年度年報』),105-109頁.

田中和子 (2005): 空間的自己相関分析による農業集落の「近傍圏」の抽出とその意義―福井県南越地区・丹生地区の中山間地域を対象に―.(杉浦和子『福井県における中山間地域の内部格差の要因分析と総合的環境保全の提言』(2003年度鹿島学術振興財団研究助成研究成果報告書),5-35頁.

  • 著書(その他)(2005年以降)

田中和子 (2016): (編集担当)京都大学大学院文学研究科地理学専修編:京都大学大学院文学研究科地理学教室収集 古地図目録.丸善出版,全273頁.

田中和子 (2015): (編集担当)京都大学大学院文学研究科地理学専修編:京都大学大学院文学研究科地理学教室収集 古地図目録:1.基礎情報編;2.詳細情報編.京都大学大学院文学研究科地理学専修.各,全40頁,全228頁.

田中和子 (2013): (編集委員)人文地理学会編『人文地理学事典』丸善出版,全761頁.

田中和子 (2010): (編集担当)京都大学総合博物館・京都大学大学院文学研究科地理学教室:京都大学総合博物館収蔵 外邦図目録 第二版.京都大学総合博物館・京都大学大学院文学研究科地理学教室,全171頁.

田中和子 (2008): (編集担当)京都大学文学部地理学教室編『京都大学文学部地理学教室百年史』/『地理学 京都の百年』(補遺),ナカニシヤ出版,全107頁.

  • 学術雑誌論文(2005年以降)

Tanaka, Kazuko (2016): Analysis of the Eight Banners’ Disposition on the Three Qing Dynasty Maps of Beijing. Memoir of the Research Department of the Toyo Bunko, No.74, 2016, in printing.

田中和子(2015): 京都大学が所蔵するスウェン・ヘディンにかかわる絵画資料について―1908年におけるヘディンの日本訪問による遺産とその意義―.人文地理,67号,57-70頁.

田中和子・木津祐子 (2015): 京都大学蔵『北京内城図(八旗方位図)』(仮称)に示される満州・蒙古・漢軍の関連施設とその時代背景.京都大學文學部研究紀要,54号,1-28頁+口絵2頁.[PDF on KURENAI]

田中和子 (2014): 移動距離の違いからみた人口移動の時間的・空間的パターンの分析:福井市を事例として.日本海地域の自然と環境,21号,79-97頁.

田中和子・木津祐子・宇佐美文理 (2012): 国立故宮博物院ならびに京都大学所蔵の「山西辺垣図群」の描図パターンの比較と分類.京都大學文學部研究紀要,51号,1-32頁.[PDF on KURENAI]

田中和子・木津祐子 (2011): 國立故宮博物院所藏《山西邊垣圖》、《山西三關邊垣圖》與京都大學所藏《山西鎭邊垣布陣圖》的比較研究.清華中文學報,第六期,137-164頁.

田中和子・木津祐子 (2011): 国立故宮博物院蔵『山西辺垣図』および『山西三関辺垣図』と京都大学蔵『山西鎮辺垣布陣図』との比較.京都大學文學部研究紀要,50号,1-29頁. [PDF on KURENAI]

田中和子・木津祐子・宇佐美文理 (2010): 『山西鎮辺垣布陣図』(仮称)に関する地理学、文献学、絵画論的調査―予備的考察.京都大學文學部研究紀要,49号,1-53頁.[PDF on KURENAI]

田中和子 (2011): 学界展望―人口.人文地理第,63巻,42-44頁.

田中和子 (2009): 福井市における地域間人口移動と都市内人口移動に関する距離分析.日本海地域の自然と環境,16巻,43-59頁.

田中和子 (2008): エレン・チャーチル・センプルの生きた時代と彼女の地理学研究―恩師ラッツェル宛書簡と同窓生通信を手がかりに―.京都大學文學部研究紀要,47号,297-400頁.[PDF on KURENAI]

田中和子 (2007): 高齢社会と防災―都道府県の防災担当部局へのアンケート調査結果―.日本海地域の自然と環境,第14号4,59-68頁.

田中和子 (2006): 平成16年7月福井豪雨による農地被害と復旧状況―南越・丹生地区における農業集落間の格差―.日本海地域の自然と環境,13号,29-54頁.

Tanaka, Kazuko (2005): The impact of disaster education on public preparation and mitigation for earthquakes: a cross-country comparison between Fukui, Japan and the San Francisco Bay Area, California, USA. Applied Geography, Vol.25, pp.201-205.

  • 主要なプロジェクト(これまで獲得してきた競争的資金 [代表者]

科学研究費補助金・基盤研究B「新発見絵画資料による近代日本の学術史とスウェン・ヘディンに関する多分野横断的研究」2015年度~2017年度

三島海雲記念財団(平成27年度共同研究助成」「新発見の京都大学蔵『北京内城図』を含む清代八旗方位図群の総合的研究」2015年7月~2016年6月

科学研究費補助金・基盤研究C「移動距離の生涯変動に関するモデル化と比較分析に基づいた空間行動理論の確立」2010年度~2014年度

科学研究費(研究成果公開促進経費)「外邦図デジタルアーカイブ」(課題番号:218029)2009年度

科学研究費補助金・基盤研究C「移動行動パターンと人口集積核の形成過程に関する動態的運動モデルの構築」2007年度~2009年度

三井住友海上福祉財団研究助成「日本および合衆国の地方自治体による高齢者のための防災対策と医療支援に関するデータベースの作成と分析」2006年1~12月

2003年度鹿島学術振興財団研究助成「福井県における中山間地域の内部格差の要因分析と総合的環境保全の提言」2004年4月~2005年3月

旭硝子財団研究助成「地域資源管理の手法に基づく中山間地域の総合的な環境保全戦略の提言―平成16年7月福井豪雨による災害復旧・復興対策を組み入れて―」2004年度

科学研究費補助金・基盤研究C(2)「日米二都市における災害による都市の変貌と防災体制に関する比較研究」(課題番号:12680073)2000年度~2001年度


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