2017年度西洋史読書会例会・大会

 

〇2017年度西洋史読書会例会

本年度の読書会例会は、7月22日(土)に、京都大学文学研究科新館にて開催いたしました。今回は、梶さやか(岩手大学)著『ポーランド国歌と近代史――ドンブロフスキのマズレク』(群像社、2016年刊)を取り上げ、上垣豊氏(龍谷大学)にご書評いただき、八谷舞氏(岡山大学非常勤講師)/平賀拓史(京都大学大学院修士課程)にコメントをいただきました。当日は、著者を含め古代史から近代史にわたる32名の方が参加され、近代ポーランドに限らず、国家とネイションの問題をめぐって活発な議論が行われました。

〇2017年度西洋史読書会大会

本年度の読書会大会は、11月3日(金・祝)に、総合研究3号館(通称:土木総合館)にて開催いたしました。大会当日は天候にも恵まれ、120名の方が大会に参加してくださいました。午前の自由論題報告においては、幅広く興味深いご報告をうかがうことができました。また、午後のシンポジウムについては西洋史における時代区分をテーマに、各時代より一人ずつ四人の報告者にご登壇いただきました。シンポジウムには学部生からベテランの研究者までが参加して興味深い質疑応答が交わされました。(詳しくは下記のプログラムをご覧ください)

来年度も多数のご参加を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

大会終了後には、学内のカフェ・レストラン「カンフォーラ」にて懇親会を開催いたしました。研究室卒業生も参加され、世代をこえた交流の場となりました。

 

〈午 前 の 部〉自由論題研究報告
9:30 開会の辞 【  】内は司会者
9:40~10:20 近世イギリス地方都市における「記憶」―グレート・ヤーマスの場合―― 宮川 剛(群馬工業高等専門学校)

【川分圭子】

10:25~11:00 帝政前期リヨンの「公認組合」(corpora Luguduni licite coeuntia)について  長谷川 敬(慶応義塾大学)

【南川高志】

11:05~11:40 ナポレオン時代の市町村会と地方自治――オート・ピレネー県の事例―― 藤原 翔太(広島大学)

【山中 聡】

11:45~12:20 難民・入植・資源――18世紀ブリテンのプファルツ難民移住計画――

 

日尾野 裕一(早稲田大学)

【金澤周作】

〈午 後 の 部〉シンポジウム「西洋史における時代区分」
13:35~13:40 趣旨説明 南川 高志(京都大学)
13:40~14:15  西洋古代史の時代区分と「古代末期」概念 南雲 泰輔(山口大学)
14:15~14:45 「長い中世」について」――ルゴフおよびフランスの若手研究者たち―― 江川 溫(大阪大学)
14:45~15:15 近世/近代の時代区分をめぐるミッシングリンク――ローカルな問題とグローバルな問題―― 古谷 大輔(大阪大学)
15:15~15:45 「現代」と「同時代」のあいだ――現代史のさまざまな可能性―― 小野沢 透(京都大学)
16:00~16:20 コメント 金澤 周作(京都大学)
16:20~17:45 全体討論
17:45 閉会の辞
18:10~ 晩餐会
会場:カフェレストラン・カンフォーラ(京都大学吉田キャンパス 京大正門横)

 

 

(2017年度読書会事務局代表 元根 範子)