平成27年度卓越した課程博士論文の出版助成制度による成果が刊行されました。

平成27年度京都大学総長裁量経費による「卓越した課程博士論文の出版助成事業」への応募があった平成22年4月から27年3月までの博士(文学)学位論文から、選考を経て、下記の7冊の書物が刊行されました。

 

國司航佑  『詩の哲学 ― ベネデット・クローチェとイタリア頽廃主義』京都大学学術出版会、2016年3月31日刊、xiv+350頁

須藤英幸  『「記号」と「言語」 ― アウグスティヌスの聖書解釈学』京都大学学術出版会、2016年3月31日刊、x+351頁

内記 理  『ガンダーラ彫刻と仏教』京都大学学術出版会、2016年3月31日刊、vi+289頁

中川未来  『明治日本の国粋主義思想とアジア』吉川弘文館、2016年2月10日刊、342頁

中島満大  『近世西南海村の家族と地域性 ― 歴史人口学から近代のはじまりを問う』ミネルヴァ書房、2016年3月10日刊、vii+254頁

南雲泰輔  『ローマ帝国の東西分裂』岩波書店、2016年3月23日刊、xiii+323頁

成田健太郎  『中国中古の書学理論』京都大学学術出版会、2016年3月14日刊、viii+271頁