第11回次世代グローバルワークショップを開催いたしました(2018年11月10-11日)

アジア研究教育ユニットは本部構内文学部校舎にて第11回次世代グローバルワークショップを開催しました。

今回は2日間で合計81名が参加し、「自己、他者とコミュニティ(Self, Others and Community)」をテーマに、哲学、社会学、文学など人文・社会科学の観点から研究発表および討論を行いました。落合恵美子 アジア研究教育ユニット長、南川高志 文学研究科長からの挨拶、出口康夫 文学研究科教授の基調講演を行った後、ビジネストレンド、高齢社会とケア、国際関係、宗教と文化、東アジアにおける文化交流、ナショナリズムなど14の分科会に分かれ、海外参加者26名を含む42名の大学院生や講師等による研究報告が行われました。報告者は学内外の教員からのコメントを得る等して、自らの研究を研鑽する貴重な機会を得ました。

参加者からは「国際的かつ学際的な研究報告の場であり、また報告者同士だけではなく、教員との交流も図られるという点において意義深く感じた」「他の報告の問題意識の鋭さに大いなる刺激を受けた」、「今後も積極的に交流をしていきたい」、「京都大学がアジア研究の核となって継続してほしい」といった声が寄せられました。アジア研究教育ユニットでは次世代の研究者が英語で学術交流を行いやすい環境作りに力を入れてきました。このワークショップをきっかけに、多くの若手研究者が世界に羽ばたいていくことを願います。

 

 

出口康夫教授による基調講演

 

集合写真