平成28年度卓越した課程博士論文の出版助成制度による成果が刊行されました。

平成28年度京都大学総長裁量経費による「卓越した課程博士論文の出版助成事業」への応募があった平成23年4月から28年3月までの博士(文学)学位論文から、選考を経て、下記の4冊の書物が刊行されました。

金 宇大

『金工品から読む古代朝鮮と倭-新しい地域関係史へ』京都大学学術出版会、2017年3月31日刊、iv+411頁

高 誠晩

『<犠牲者>のポリティクス-済州4・3/沖縄/台湾2・28歴史清算をめぐる苦悩』京都大学学術出版会、2017年3月10日刊、v+258頁

小城拓理

『ロック倫理学の再生』晃洋書房、2017年2月28日刊、ix+177+10頁

塩野埼信也

『<アゼルバイジャン人>の創出-民族意識の形成とその基層』京都大学学術出版会、2017年3月31日刊、xiv+420頁