[D2] 澤田和範

■研究分野■
近世哲学/ヒュームの哲学

■履歴■
京都大学文学部卒業(2011)
京都大学大学院修士課程修了(2013)

■自己紹介■
 スコットランドの哲学者デイヴィッド・ヒュームの哲学をその主著『人間本性論』(1739-40) を中心に研究してきました。彼が提出した個々の議論は、その多くが現代の議論にもしばしば登場するほど大きな射程を持っていて、非常に魅力的です。一方で、ヒュームはいくつもの異なった顔をして現れるように見えるので、彼の哲学的プロジェクトの全体像は実はそれほどはっきりしません。彼のプロジェクトをどうやって理解すれば、その意義をもっとも鮮明にできるのか。最近は、観念説という特殊形態をとった自然主義者としてヒュームを捉え、そのような哲学探究のあり方と懐疑論や事実-規範問題などの関わりを中心に、ヒューム哲学を検討しています。

■業績■
主な論文・書評:
澤田和範(2011)「ヒューム因果論における必然性の観念について」、『哲学論叢』、第38号。
澤田和範(2012)「書評:Walter Sinnott-Armstrong (Ed.), Pyrrhonian Skepticism」、『Prospectus』、第15号。
澤田和範(2013)「ヒュームの「理性に関する懐疑論」の展開」、修士論文。
澤田和範(forthcoming)「ヒュームの自然主義と因果推論の正当化問題」
口頭発表:
澤田和範(2013)「ヒュームの哲学探究――三つの懐疑的議論の検討による一解釈」、日本イギリス哲学会関西部会。

■特記事項■
日本学術振興会特別研究員DC2(2014-)

■連絡先■
sawada.kazunori.44c@st.kyoto-u.ac.jp