2011年度夏期外国語特別講座シラバス

2011年度外国語特別講座(夏期)シラバス

外国語支援プロジェクトでは、2011年8月~9月にかけて、2011年度外国語特別講座(夏期)を開講しました。

各講座の担当者、実施期間、内容については、下記シラバスをご覧ください。



ドイツ語『アカデミック・リーディング』

【担当者】 園屋心和(西洋史専修)

【実施期間】
8月5日(金)、8日(月)、9日(火)、いずれも2, 3, 4限

【講座内容】
本講座では、中級~上級レベルのテキストを読みすすめながら、単なる読解力の向上だけでなく、将来、ドイツ語でアウトプットができるようになるための基礎を身につけることを目指す。具体的には、以下の三つに重点を置く。
1.読解の際には、単なる訳語のつなぎ合わせで終わるのではなく、全体として文の内容をイメージできるよう意識する
2.ドイツ語の表現や言いまわしに慣れ、それを自分でも使えるようにする(例えば、同義語や同じ意味の異なった表現を学び、表現のバリエーションを増やす、あるいは、前置詞や前綴りの用法に慣れる、など)
3.テキストの音読を繰り返し、ドイツ語の発音に慣れる
対象となるのは、これからドイツへの留学を考えている人や、将来、ドイツ語でのアウトプット(学術論文やアブストラクトの執筆、研究計画書の作成など)を必要とする人である。但し、受講者の数や要望に応じて、内容を一部変更することもありうる。

【使用教室】 総合研究2号館 第9演習室


フランス語『読解と作文(初~中級)』

【担当者】 沢崎壮宏(哲学専修)

【実施期間】
第1日:8月8日(月)10h00-12h00 & 13h00-15h00
→ Le général de Gaulle(読解); La perspective et le style 1(作文)
第2日:8月9日(火)10h00-12h00 & 13h00-15h00
→ George Pompidou(読解); La perspective et le style 2(作文)
第3日:8月10日(水)10h00-12h00 & 13h00-15h00
→ Valéry Giscard d’Estaing(読解); Un paragraphe bien organisé(作文)
第4日:8月11日(木)10h00-12h00 & 13h00-15h00
→ François Mitterrand(読解); La cohésion et la structure d’un texte(作文)
第5日:8月12日(金)10h00-12h00 & 13h00-15h00
→ Jacques Chirac et l’avenir(読解); Le plan d’une rédaction(作文)

【講座内容】
現代フランスを紹介する易しい記事――テクストは当日に配布します――を読みながら、作文の練習もします。ただし、作文といっても、フランス語らしく作文 できるための準備段階を超えるものではありません。というわけで、本講座の対象は、初級から中級への道半ばにある人々、初級で学んだことを使いこなせるま でには至っていない人々です。あるいは、錆びついたフランス語をブラッシュアップしたい人も歓迎します。

【使用教室】 総合研究2号館 第10演習室


イタリア語『基礎文法――文学作品を教材として』

【担当者】  内田健一(イタリア語学イタリア文学専修)

【実施期間】
8月22日(月)~8月26日(金)
時間はいずれの日も2・3・4限

【講座内容】
起源(13世紀)から現代までのイタリア文学の作品を教材として、基礎的な文 法を学習します。対象は、全く初めてイタリア語を学ぶ人ですが、ある程度学ん だ人が復習のために受講することもできます。
また、受講生の数やレベルに応じて、受講生が希望するテクストの講読も行い ます。申し込み時に、興味のある分野や作品を書き添えてください。

【使用教室】 文学部新館 第1演習室


現代ギリシア語『現代ギリシア語 集中講座』

【担当者】 高田良太(西洋史専修)

【実施期間】
8月29日(月)~9月2日(金)
時間はいずれの日も2・3・4限

【講座内容】
昨今のEUの経済危機で、悪い意味で注目の的となっているギリシャですが、巷間に流れる情報には、注意を必要とすることが少なくありません。例えば、 「ギリシャ人は怠け者だから、国が破綻した」とか、「ギリシャは公務員天国だったから財政が逼迫するのは当然だ」といった情報です。こうした情報が必ずし も誤りであるというわけではないのですが、そうした国民性はあくまでステレオタイプであり、特徴的な面を抽出して進行中の事象と結びつけて論じることに は、大きな違和感を覚えます。
こうした誤解が生じる原因のひとつが、日本に入ってくるギリシャ情報のほとんどが、英語などの第3言語を翻訳したものであることが挙げられます。実は、 現在のギリシャで使われている現代ギリシア語に国内メディア(パブリックなもの、ソーシャルなものを含む)は驚くほど無関心です。理解しようとする国の言 語に関心を向けようとしないことほど、悲しいことはありません。大学院でギリシア/ギリシャ研究に携わってきた身として、少しでもこうしたギャップを埋め ることができればと考え、夏期の現代ギリシア語講座を開講することとなりました。
授業は、主に初学者を対象として進めます。主に以下の2点に重点を置きます。
(1)多様な学び方
授業では、文法解説、スキットの練習、リスニング、書き取りの繰り返しによって、綜合的なギリシャ語能力を身につけることを目指します。
(2)ギリシャ文化についての理解
単なる語学学習に終始するのではなく、ギリシャを理解することを目指す授業です。講師の留学体験や言葉の背景にある文化的要素、国民性についても説明を盛り込んでいきます。ギリシャ映画を見る時間も取りたいと思います。

・ 特に、申し込み期限を設けませんので、どうか気軽に教室を覗いてください。
・ 必要な教材については、講師が準備しますので、受講者の負担はありません。

【使用教室】 文学部新館 第1演習室


英語『アカデミック・ライティング』

【担当者】 海田大輔(科学哲学科学史専修)・周藤多紀(西洋哲学史専修)

【実施期間】
9月5日(月)~9日(金)
時間はいずれも13:00-16:30

【講座内容】
英語のアカデミック・ライティングの基礎を学びます。最初にパラグラフの構成を、続いてエッセイの構成を学んで、実際に英語でエッセイを書いてみましょう。英語圏への留学を考えている方、英語で論文を書きたいと考えている方の受講をお待ちしています。

【教科書】
Jason Davis & Rhonda Liss eds., Effective Academic Writing 3: The Essay (Oxford University Press, 2006)
教科書はアマゾンや生協等を利用して前もって購入してください。
開講前週までに(どの日に出席予定かを)言っていただければ、実費でコピーを用意することもできます。

【使用教室】 総合研究2号館 第9演習室


中国語『中国語 集中講座』

【担当者】 二宮美那子(中国語学中国文学専修)

【実施期間】
9月8日(木)3・4限、9日(金)2・3・4限、12日(月)2・3・4限、13日(火)2・3・4限、14日(水)2・3・4限

【講座内容】
初級:発音・基本的な文法解説・読解・リスニングを総合的に行い、今後の中国語学習につながる基礎力をつけることを目標とします。中国語学習の最初の難関である発音を丁寧にさらい、口に出せる・使える中国語を目指します。
中級:受講希望者の人数によって開講します。人文学系の文献の読解を中心に、文法解説や発音の復習などを取り入れます。
初級、中級とも、受講者の学習歴や関心の方向によって、レベルや内容は柔軟に調整します。

【使用教室】 文学部新館 第5演習室


問い合わせ先: gaikokugo@bun.kyoto-u.ac.jp

2011/10/14更新