過去の活動記録

 

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2007年度
2006年度
2005年度
2004年度
2003年度

2014年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、7月19日(土)に、京都大学文学研究科新館にて開催いたしました。今回は、金澤周作編『海のイギリス史――闘争と共生の世界史』(昭和堂、2013年)を取り上げ、井野瀬久美惠氏(甲南大学教授)、図師宣忠氏(近畿大学専任講師)、田中聡氏(京都大学大学院修士1回生)、吉川弘晃氏(京都大学4回生)、森下瑶子氏(大阪大学4回生)にコメントをいただきました。当日は、著者を含め古代史から近代史にわたる54名の方が参加され、歴史学のあり方をめぐって活発な議論が行われました。

本年度の読書会大会は、11月3日(月・祝)に、京都大学百周年時計台記念館にて開催いたしました。大会当日は天候にも恵まれ、91名の方が大会に参加してくださいました。本年度も時代・地域・テーマのいずれについても、幅広く興味深いご報告をうかがうことができました(詳しくは下記のプログラムをご覧ください)。来年度も多数のご参加を賜りますよう、お願い申し上げます。
(2014年度読書会事務局代表 谷口 良生)

 〈午 前 の 部〉
9:30 開会の辞 【  】内は司会者
9:40~10:15 ローマ帝政前期小アジアにおける見世物と都市

――アフロディシアスの事例からみる地方都市の実像――

増 永 理 考(京都大学)

【桑山由文】

10:20~10:55 墓地に見る古代末期のティール社会 奥 山 広 規(広島大学)

【藤井 崇】

11:00~11:35 中世盛期スコットランドの聖人伝における歴史認識 西 岡 健 司(大手前大学)

【朝治啓三】

11:40~12:15 宗派間関係と寛容の機能

――1670年代ユトレヒトにおける公的信仰実践を巡る闘争――

安 平 弦 司(京都大学)

【塚本栄美子】

 〈午 後 の 部〉
13:45~14:20 18世紀インド洋における葡萄酒流通 君 塚 弘 恭(京都大学)

【川分圭子】

14:25~15:00 「システム・ヌフシャトー」と革命祭典 山 中   聡(東京理科大学)

【竹中幸史】

15:05~15:40 ロシア領ポーランドの労働者問題と1905年革命

――「ウッチのロックアウト」における市民委員会の役割――

福 元 健 之(京都大学)

【伊藤順二】

15:45~16:20 20世紀初頭のスロヴァキア国民主義運動と宗派問題

――スロヴァキア人民党の設立を例に――

井 出   匠(早稲田大学)

【福田 宏】

16:25~17:00 西ドイツ自由民主党(FDP)の転換とラルフ・ダーレンドルフ 佐々木 淳 希(京都大学)

【山口育人】

17:05 閉会の辞
18:00~ 晩餐会

会場:カフェレストラン・カンフォーラ(京都大学吉田キャンパス正門横)

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2013年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、7月20日(土)に、京都大学文学研究科新館にて開催いたしました。今回は、大戸千之『歴史と事実――ポストモダンの歴史学批判をこえて』(京都大学学術出版会、2012年)を取り上げ、阿部拓児氏(京都府立大学准教授)にご書評いただき、芝井敬司氏(関西大学教授)・伊藤順二氏(京都大学准教授)にコメントをいただきました。当日は、著者を含め古代史から近代史にわたる47名の方が参加され、歴史学のあり方をめぐって活発な議論が行われました。

読書会大会は、11月3日(日・祝)に、京都大学百周年記念館にて開催いたしました。大会当日は生憎の雨模様でしたが、昨年度よりも参加者が増加し、99名の方が大会に参加してくださいました。本年度も時代・地域・テーマのいずれについても、幅広く興味深いご報告をうかがうことができました(詳しくは下記のプログラムをご覧ください)。来年度も多数のご参加を賜りますよう、お願い申し上げます。

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
9:40~10:15 紀元前4世紀アテナイの海上交易商人と顕彰決議 杉 本 陽 奈 子(京都大学) 【阿部拓児】
10:20~10:55 ローマ帝政前期の属州バエティカにおける都市法の作成
―イルニ都市法に見られるアウグストゥス立法の歴史的意義を中心として―
山 下 孝 輔(京都大学) 【桑山由文】
11:00~11:35 14・15世紀ヴァリスにおける戦争と司教・貴族・共同体
―ラーロン戦争と「ヴァリスの地の共同体」―
佐 藤 公 美(甲南大学) 【山辺規子】
11:40~12:15 15世紀スイス北西部のラント裁判と在地貴族 田 中 俊 之(金沢大学) 【服部良久】
  • 午後の部
13:45~14:20 近世ドイツ帝国裁判所をめぐる研究動向
―法による平和のヴァリュエーション―
渋 谷 聡(島根大学) 【渡邊伸】
14:25~15:00 続・儲かる戦争
―ブリテンにおける海戦支持の言説の変容とその政治・経済的背景 1726–39―
薩 摩 真 介(同朋大学) 【金澤周作】
15:05~15:40 ジャコバン独裁と学校
―共和暦2年のルーアンにおけるブキエ法の施行―
竹 中 幸 史(同志社大学) 【上垣豊】
15:45~16:20 ワイマル共和国後期における政治的暴力の展開
―ベルリンの動向を中心に―
原 田 昌 博(鳴門教育大学) 【佐々木博光】
16:25~17:00 亡命と帰還:政治的事由によるドイツ系亡命者と、戦後ドイツの民主主義的復興
―フリッツ・エバーハルト(1896-1982)とラジオ放送復興への関与を参考に―
鈴 木 健 雄(京都大学) 【若尾祐司】
18:00~ 晩餐会
会場:カフェレストラン・カンフォーラ(京都大学吉田キャンパス正門横)

 

 

 

2012年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、7月7日(土)に、京都大学文学研究科新館にて開催いたしました。今回は、田中きく代・中井義明・朝治啓三・高橋秀寿編『境界域からみる西洋世界──文化的ボーダーランドとマージナリティ』(ミネルヴァ書房、2012年刊)を取り上げ、西山喬貴氏(京都大学博士後期課程)、佐々木博光氏(大阪府立大学)、福元健之氏(京都大学修士課程)、阿部拓児氏(京都府立大学)にご書評いただき、日本学術振興会研究員の南雲泰輔氏にコメントを頂きました。当日は、著者を含め40名を越える方々のご参加を得、活発な議論が行われました。

読書会大会は、11月3日(土・祝)に、京都大学百周年記念館にて開催いたしました。大会当日は天候にも恵まれ、91名の方々にご参加いただき、本年度も時代・地域・テーマのいずれについても、幅広く興味深いご報告をうかがうことができました(詳しくは下記のプログラムをご覧ください)。来年度も多数のご参加を賜りますよう、お願い申し上げます。
大会終了後には、学内カフェ・レストラン「カンフォーラ」にて例年通り懇親会が開催され、西洋史にさまざまな形で携わる方々の、世代を越えた交流が深められました。

(2012年度読書会事務局代表 中田 恵理子)

9:30 開会の辞
9:40-10:15 3世紀におけるゴート人の侵入 井上 文則(早稲田大学)
【司会:南川高志】
10:20-10:55 アビンドン修道院史にみられる君主の証書発給 中村 敦子(豊田工業高等専門学校)
【朝治啓三】
11:00-11:35 12・13世紀ウエスカ市域における土地所有と空間編成 足立 孝 (広島大学)
【服部良久】
11:40-12:15 19世紀初頭ヴィルノ大学におけるリトアニア史への関心とその研究 梶 さやか(日本学術振興会)
【小山哲】
13:45-14:20 1530年ボローニャにおける皇帝カール5世の戴冠式 山辺 規子(奈良女子大学)
【高田京比子】
14:25-15:00 過去と向き合う
――1834年奴隷制廃止における賠償問題とイギリス人・歴史家――
川分 圭子(京都府立大学)
【金澤周作】
15:05-15:40 フランス第三共和政における選挙の政治文化
――下院議員の選出過程から見る「議会共和政」――
谷口 良生(京都大学)
【上垣豊】
15:45-16:20 1930年代フランス右翼による「あるべきフランス国家像」
――『アクシオン・フランセーズ』と『ジュ・スイ・パルトゥ』の比較考察――
南 祐三(早稲田大学)
【渡辺和行】
16:25-17:00 森は誰のものか
――西ドイツ社会のなかの自然――
岡内 一樹(京都大学)
【北村昌史】
17:05 閉会の辞
18:00- 晩 餐 会
会場:カフェレストラン・カンフォーラ



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2011年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、7月16日(土)に、京都大学文学研究科新館にて開催いたしました。今回は、青谷秀紀(清泉女子大学)著『記憶のなかのベルギー中世――歴史叙述にみる領邦アイデンティティの生成』(京都大学学術出版会、2011年刊)を取り上げ、河原温氏(首都大学東京教授)にご書評いただきました。当日は、著者・評者のご出席のもと、約40名の方々がご参加くださり、活発な議論が行われました。

読書会大会は、11月3日(木・祝)に、京都大学百周年記念館にて開催いたしました。大会当日は天候にも恵まれ、学部生からベテランの先生方まで115名の方々にご参加いただき、今年度も古代ギリシアから20世紀フランスまで、時代・地域・テーマのいずれについても、幅広く、また興味深いご報告をうかがうことができました(詳しくは下記のプログラムをご覧ください)。来年度も多数のご参加を賜りますよう、お願い申し上げます。
大会終了後には、学内のカフェ・レストラン「カンフォーラ」にて懇親会が開催され、西洋史にさまざまな形で携わる方々の、世代を越えた交流が深められました。

(2011年度読書会事務局代表 谷田 利文)

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
アカイア連邦における公職制度と統合機能の考察――ポリスを超えた「エトノス」の観点から―― 岸本 廣大(京都大学) 【大戸千之】
ヘロドトスとイオニア方言 阿部 拓児(福井県立大学) 【栗原麻子】
消された記録・残された記録――帝政初期ローマにおけるダムナティオ・メモリアエをめぐって―― 福山 佑子(早稲田大学) 【南川高志】
「イエズス会女」と呼ばれた女たち――対抗宗教改革期における女性の宗教運動―― 櫻井 美幸(京都大学) 【渡邊 伸】
  • 午前の部
ナポレオン体制における徴兵・治安・管理――オート・ピレネー県の民衆叛乱の事例から―― 藤原 翔太(広島大学) 【竹中幸史】
帝国法制の外部展開――19世紀半ばイギリス対中通商システムの構築―― 西山 喬貴(京都大学) 【川分圭子】
19世紀末フランスの反ユダヤ主義 ――アンリ中佐未亡人支援募金運動を中心に―― 加藤 克夫(島根大学) 【上垣 豊】
1903、1911年デリー・ダーバーを見つめた視線 本田 毅彦 (帝京大学) 【堀内隆行】
フランスによるイギリス自由貿易圏構想に対する解決策の追及――その変遷と影響―― 能勢 和宏(京都大学) 【渡辺和行】
晩餐会 18:00

2010年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、7月3日(土)に、京都大学文学研究科新館にて開催いたしました。今回は、根津由喜夫(金沢大学)著『夢想のなかのビザンティウム―中世西欧の「他者」認識』(昭和堂、2009年刊)を取り上げ、江川温氏(大阪大学教授)にご書評いただきました。当日は大雨でしたが、著者・評者のご出席のもと、約30名の方々がご参加くださり、活発な議論が行なわれました。

読書会大会は、11月3日(水・祝)に、京都大学百周年時計台記念館にて開催いたしました。大会当日は天候にも恵まれ、学部生からベテランの先生方まで約100名にご参加いただき、今年度も古代ケルトから20世紀初頭のアメリカまで、時代・地域・テーマのいずれについても、幅広く、また興味深いご報告をうかがうことができました(詳しくは下記のプログラムをご覧ください)。来年度も多数のご参加を賜りますよう、お願い申し上げます。
大会終了後には、学内のカフェ・レストラン「カンフォーラ」にて懇親会を開催いたしました。近年は学部卒業生・修士課程修了者の参加も増えてまいりましたが、この会が大学と社会の垣根を越えて、西洋史学の今後の発展に資するところ大なることを祈念しております。

(2010年度読書会事務局代表 南雲 泰輔)

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
ケルトの神々とガリア社会――職人と信仰―― 疋 田 隆 康 (日本学術振興会) 【井上文則】
神聖ローマ帝国北部における「中世大学」
――グライフスヴァルト大学を中心として――
中 田 恵理子 (京都大学) 【渡邊 伸】
連関する戦争と平和――中世スペインにおける辺境地帯の史料から―― 黒 田 祐 我 (早稲田大学) 【合田昌史】
オスマン帝国支配下に入ったビザンツ知識人のアイデンティティ
――総主教ゲナディオス2 世とメフメト2 世の宗教対話を手がかりにして――
上 柿 智 生 (京都大学) 【根津由喜夫】
  • 午前の部
アンティクァリアニズムの効用――イライアス・アシュモールと紋章巡察―― 川 島 昭 夫 (京都大学) 【井野瀬久美惠】
1770 年代フランスの穀物取引論争における統治論の変容
――ガリアーニを中心に――
谷 田 利 文 (京都大学) 【竹中幸史】
18 世紀後半のバイエルンにおける宗教顧問会議と学校改革 谷 口 健 治 (滋賀大学) 【渋谷 聡】
19世紀半ばのアイルランドにおけるコメモレーションとナショナリズム
――ダニエル・オコンネル像の建立計画を中心に――
小 澤 耕(広島商船高等専門学校) 【小関 隆】
アメリカ合衆国における陸軍省参謀部の創設(1903 年)
――ドイツ軍制の重視からビジネス組織の模倣へ――
布 施 将 夫 (京都大学) 【小野澤透】
晩餐会 18:00
会場:カフェレストラン・カンフォーラ(京都大学吉田キャンパス正門横)

2009年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、7月4日(土)に京都大学文学研究科新館にておこなわれ、金澤周作(京都大学)著『チャリティとイギリス近代』を取り上げました。当日は、著者のご参加のもと、約30名の方にご参加いただき、中野智世氏(京都産業大学准教授)の書評、山中聡氏(京都大学・龍谷大学非常勤講師)のコメントに続いて、少人数ながらも活発な議論が交わされました。

読書会大会は、11月3日(火・祝)に京大百周年時計台記念館にておこなわれました。当日は例年になく肌寒い天候であり、また平日の間に挟まれた祝日の開会であったにもかかわらず、学部生からベテランの先生方まで約100名にご参加いただきました。今年度も、古代ギリシアから現代アメリカにいたるまで、幅広いテーマについて幅広い年代の方々よりご発表いただき、非常に興味深い議論を楽しむことができました(詳しくはプログラムをご覧ください)。
大会終了後には、学内のカフェ・レストラン「カンフォーラ」にて懇親会が開催され、西洋史にさまざまな形で携わる方々の、世代を超えた交流が深められました。

(2009年度読書会事務局代表 西村 昌洋)

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
女神アルテミスのイメージ形成――女神と自然をめぐる世界観―― 庄子大亮(関西大学) 【栗原麻子】
ローマ期東地中海地域出土碑文資料における都市称号
――「メトロポリス」を中心に――
奥山広規(広島大学) 【大戸千之】
フランク人支配下のムスリム
――ディヤー・アルッディンの『聖地のシャイフたちの奇跡的な行い』を中心に――
櫻井康人(東北学院大学) 【八塚春児】
12世紀中葉における「教皇首位権」と教会合同の理念
――ハーフェルベルクのアンセルムスの『対話』をめぐって――
甚野尚志(早稲田大学) 【江川温】
  • 午前の部
14世紀イタリアにおける都市貴族のアイデンティティ
――ヴェネツィアを中心に――
高田京比子(神戸大学) 【服部良久】
近世ヴェネツィアのゲットーにおけるユダヤ知識人の人的結合関係
――レオン・モデナの『自伝』から――
藤内哲也(鹿児島大学) 【佐々木博光】
フランス統治下のラインラントにおける公共精神(1801‐14年) 園屋心和(京都大学) 【谷口健治】
カラーラインの乗り越え方――南部ポピュリストの闘いにみる―― 横山良(甲南大学) 【中野耕太郎】
投票権法改定と「ヒスパニック」組織 佐藤夏樹(京都大学) 【常松洋】
晩餐会 18:00

2008年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、6月28日(土)に京都大学文学研究科新館にておこなわれ、松本悠子(中央大学)著『創られるアメリカ国民と「他者」―「アメリカ化」時代のシティズンシップ』を取り上げました。当日は、著者のご参加のもと、約30名の方にご参加いただき、中野耕太郎氏(大阪大学准教授)の書評、堀内隆行氏(日本学術振興会特別研究員)のコメントに続いて、少人数ながらもアメリカ史の枠を大きく越える活発な議論が交わされました。

読書会大会は、11月3日(月・祝)に京大百周年時計台記念館にておこなわれました。本会場での開催も3度目となり、天候にも恵まれ、学部生からベテランの先生方まで約115名にご参加いただきました。今年度も、古代ローマの官僚からビスマルクの対外政策にいたるまで、幅広いテーマについて幅広い年代の方々よりご発表いただき、非常に興味深い議論を楽しむことができました(詳しくはプログラムをご覧ください)。
大会終了後には、学内のカフェ・レストラン「カンフォーラ」にて懇親会が開催され、西洋史にさまざまな形で携わる方々の、世代を超えた交流が深められました。

(2008年度読書会事務局代表 松本 涼)

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
オリエンス管区総監ルキアノス処刑事件
―後期ローマ帝国における官僚の権力基盤―
南雲泰輔(京都大学) 【南川高志】
ビザンツ皇帝ヨハネス2世の心象世界
―コムネノス朝支配体制の図像学―
根津由喜夫(金沢大学) 【八塚春児】
シモン・ド・モンフォールのガスコーニュ統治 朝治啓三(関西大学) 【服部良久】
ドイツ宗教改革における公会議論の展開について 渡邊伸(京都府立大学) 【渋谷聡】
  • 午前の部
「難破船略奪」から「海難救助」へ
―17-18世紀フランス沿岸部の風景の変容―
阿河雄二郎(関西学院大学) 【服部春彦】
スペイン帝国末期の太平洋貿易
―ガレオン貿易の廃止をめぐる議論を中心に―
岸谷貴之(京都大学) 【合田昌史】
近代イギリスの政治とチャリティ
―慈善信託法(1853年)の長い制定過程―
金澤周作(川村学園女子大学) 【村岡健次】
信仰復興とナショナル・アイデンティティ
―「信心革命」の時代における宗派間の対立と交流―
小澤耕(広島商船高等専門学校) 【小関 隆】
ビスマルクの対英政策とその基本方針
―同盟・提携打診と植民地政策からの再考―
飯田洋介(早稲田大学) 【北村昌史】
晩餐会 18:00

2007年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、6月30日(土)に京都大学文学研究科新館にて行われました。約40名の方に参加していただいた今年は、昨年度に終了したCOEプログラム『ヨーロッパにおける人文学知形成の歴史的構図』に関連した南川高志(京都大学)編『知と学びのヨーロッパ史――人文学・人文主義の歴史的展開――』を取り上げました。当日は編者・著者の参加のもと、伊藤順二氏(京都大学人文科学研究所)の書評に続いて2名のコメンテーターの問題提起がおこなわれ、古代から近代にわたる人文学知の歴史的展開をめぐる活発な議論が繰り広げられました。

読書会大会は、11月3日文化の日に京大時計台百周年記念館にておこなわれました。会場が変わって2度目の開催でしたが、好天に恵まれたこともあり、会員および一般の方々約130名にご参加いただきました。今年度も、古代ローマにおける剣闘士競技から、近代ドイツにおける百貨店の問題まで、非常に幅広く、また興味深い報告を楽しむことができました(詳しくはプログラムをご覧ください)。また、各報告に関して、学部生・院生からベテランの研究者までが参加して、熱心な質疑応答が交わされました。報告終了後、学内のカフェ・レストラン「カンフォーラ」にて行われた懇親会では、研究者の方々だけでなく、社会に出てご活躍されている卒業生・修了生の方々にも多数ご参加いただき、西洋史にさまざまな角度から携わる方々の世代を超えた交流が深められました。

(2007年度読書会事務局代表 藤井 翔太)

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
後期帝政ガリアにおける弁論家と皇帝
―Panegyrici Latiniを中心に―
西村昌洋(京都大学) 【井上文則】
剣闘士の名誉と自己認識
―生と死の記録たる墓碑銘の分析をてがかりに―
梶田知志(早稲田大学) 【南川高志】
11世紀ビザンツ貴族反乱の地域構造 井上浩一(大阪市立大学) 【根津由喜夫】
13世紀アイスランド社会と王権
―平和維持機能の分析より―
松本  涼(京都大学) 【朝治啓三】
  • 午前の部
建国期フィラデルフィアにおける「公論」の形成と社会秩序 田宮晴彦(広島大学) 【松本悠子】
ドイツにおける食品監視体制の成立と近代的食システム 南  直人(京都橘大学) 【北村昌史】
百年前の教育論争
―19世紀後半フランスの学校・生徒・父母―
上垣  豊(龍谷大学) 【加藤克夫】
南アフリカのブリティッシュ・リベラリズムと記憶
―歴史家E・A・ウォーカー(1886-1976年)を巡って―
堀内隆行(日本学術振興会) 【井野瀬久美惠】
世紀転換期ドイツにおける百貨店
―女性性と市民社会―
高崎みずほ(京都大学) 【竹中 亨】
晩餐会      午 後 6 時

2006年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、6月17日(土)に京都大学文学研究科新館にて行われました。約40名の方に参加していただいた今年は、合田昌史(甲南大学)著『マゼラン―世界分割を体現した航海者』を取り上げました。当日は著者の参加のもと、渡邊伸氏(京都府立大学)の書評に続いて2名のコメンテーターの問題提起がおこなわれ、世界分割の展開をめぐる活発な議論が繰り広げられました。

今年の読書会大会は、11月3日文化の日に、京大百周年時計台記念館にて行われました。例年とは違った場所での開催となりましたが、天候にも恵まれた今年は、会員および一般の方々約120名にご参加いただき、ときには会場が満員になるほどでした。今年の発表も、古代ローマから第1次世界大戦期のアメリカまでと幅広く、テーマもペストと宗教改革や近代フットボール史などを含んで多彩なものとなりました(詳しくはプログラムを御覧下さい)。また各発表に関して、学部生・院生からベテランの研究者までが参加して興味深い質疑応答が交わされました。発表終了後の懇親会も、例年の場所を離れ、京都大学構内のカフェ・レストラン「カンフォーラ」にて行われました。多数のご参加をいただき、西洋史に携わる方々の世代を超えた交流が深められました。

(2006年度読書会事務局代表 島田 勇人)

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
元首政期ローマ帝国とギリシア知識人 桑山由文(京都女子大学) 【南川高志】
反乱の記憶
―中世後期フランドルの紛争と政治文化をめぐる一考察―
青谷秀紀(日本学術振興会) 【江川 温】
11世紀ビザンツ貴族反乱の地域構造 井上浩一(大阪市立大学) 【根津由喜夫】
ペストと宗教改革
―「神学的ペスト文書」の射程―
佐々木博光(大阪府立大学) 【永田諒一】
  • 午前の部
19世紀初頭のインドにおけるミッション活動とチャールズ・グラントのインド統治論
─べロールの動乱(1806年)の分析を中心にして─
平沢正樹(広島大学) 【本田毅彦】
ドイツ統一(1871年)前後の住宅改革構想 北村昌史(新潟大学) 【竹中 亨】
「異教徒の兄弟」
─露土戦争後の併合地域におけるムスリム・グルジア人─
伊藤順二(福井県立大学) 【小山 哲】
世紀転換期イングランドにおける「フットボール界」の運営
─財政規則論争を中心に―
藤井翔太(京都大学) 【川島昭夫】
第一次世界大戦とアメリカの多元的国民統合
─戦時アメリカ化政策を中心に―
中野耕太郎(大阪市立大学) 【松本悠子】
晩餐会      午 後 6 時

2005年度西洋史読書会大会


本年度の読書会例会は、7月2日(土)に京大会館にておこなわれました。約50名の方に参加いただいた今年度は、小倉欣一(早稲田大学)編『近世ヨーロッパの東と西:共和政の理念と現実』を取り上げました。当日は遠方より編者・執筆者参加のもと、阿河雄二郎氏(関西学院大学)の書評に続いて、3名のコメンテーターの問題提起がおこなわれ、活発な議論が繰り広げられました。

読書会大会は、今年も例年通り、11月3日文化の日に京大会館にておこなわれました。小雨がぱらつくあいにくの天候でしたが、会員および一般の方々約110名にご参加いただきました。今年度も、古代ギリシアの碑文研究から、現代アメリカの人種問題まで、非常に幅広く、また興味深い報告を楽しむことができました(詳しくはプログラムをご覧ください)。また、各報告に関して、学部生・院生からベテランの研究者までが参加して、熱心な質疑応答が交わされました。報告終了後、引き続いておこなわれた懇親会では、西洋史に携わる方々の世代を超えた交流が深められました。

(2005年度読書会委員 藤井 崇)

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
葬送活動からみたコレギア
―帝政前半期ローマにおける社会的結合関係の一断面―
佐野光宜(京都大学) 【南川高志】
古代ギリシアの歴史叙述と碑文 ―碑文は何に使われたか― 前野弘志(広島大学) 【大戸千之】
エウドキア=インゲリナとフォティオス
―バシレイオス1世治世末期の政治的混乱をめぐって―
小林功(富山大学) 【井上浩一】
近世ニュルンベルクにおけるマイスタージンガー ―歌学校にみる都市民の音楽活動― 林良彦(京都大学) 【田中俊之】
  • 午前の部
17世紀初期のアムステルダム商人と穀物貿易 ─イズラエル説の検討─ 山本大丙(早稲田大学) 【川分圭子】
黒いヴィクトリア朝人はなぜ救出されたのか? ─「慈悲深き大英帝国」再考─ 井野瀬久美惠(甲南大学) 【川島昭夫】
19世紀スペインにおける「他者の歴史」に関する一考察
―F. Pi y Margall の歴史認識をめぐって―
菊池信彦(京都大学) 【小関隆】
20世紀初頭ロシアにおける宗教と革命 松原広志(龍谷大学) 【伊藤順二】
Sayonaraに見る1950年代アメリカの人種問題 島大吾(京都大学) 【常松洋】
晩餐会      午 後 6 時

2004年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、6月19日(土)に京都大学文学研究科新館にて行われました。約50名の方に参加していただいた今年は、朝治啓三(関西大学)著『シモン・ド・モンフォールの乱』を取り上げました。当日は著者参加のもと、中村敦子氏(京都大学)の書評に続いて、手稿史料の扱い方などをめぐる活発な議論が繰り広げられました。

読書会大会は、今年も例年どおり、11月3日文化の日に京大会館にて行われました。天候にも恵まれた今年は、会員および一般の方々約120名にご参加いただき、ときには会場が満員になるほどでした。今年の発表も、古代アテナイから第二次世界大戦後のチリまでと幅広く、テーマも18世紀初頭フランスの商業会議所やアメリカと通信販売などを含んで多彩なものとなりました(詳しくはプログラムを御覧下さい)。また各発表に関して、学部生・院生からベテランの研究者までが参加して興味深い質疑応答が交わされました。発表終了後、引き続いて行われた懇親会では、西洋史に携わる方々の世代を超えた交流が深められました。
(2004年度読書会委員 阿部 拓児)

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
古典期アテナイにおける復讐と刑罰 ―「何人でも欲するもの」による訴追再考― 栗原麻子(大阪大学) 【大戸千之】
中世チェコ人の形成 藤井真生(京都大学) 【朝治啓三】
中・近世西ヨーロッパにおける商業の発展と市場経済化 奥西孝至(神戸大学) 【服部良久】
マルティン・ルターの死生観 中谷博幸(香川大学) 【永田諒一】
  • 午前の部
18世紀初頭フランス重商主義政策とギュイエンヌ商業会議所
─海港都市ボルドーにおけるオランダ船対策を中心に─
君塚弘恭(京都大学) 【服部春彦】
テンチ・コックスと共和主義思想
─建国期フィラデルフィアにおける公論形成についての一考察─
田宮晴彦(広島大学) 【松本悠子】
近代ドイツにおけるトゥルネン運動の歴史的意味 小原 淳(早稲田大学) 【北村昌史】
通信販売とアメリカ 常松 洋(京都女子大学) 【横山 良】
大学間協定によるテクノクラートの育成
―戦後米国の途上国援助政策とチリの新自由主義経済改革―
安井 伸(慶應義塾大学) 【紀平英作】
晩餐会      午 後 6 時

2003年度西洋史読書会大会

本年度の読書会例会は、6月14日(土)に京都大学文学研究科新館にて行われました。約50名の方に参加していただいた今年は、谷口健治(滋賀大学)著『バイエルン王国の誕生 ドイツにおける近代国家の形成』を取り上げました。当日は著者の参加のもと、南直人氏(大阪国際大学)の書評に続いて、近代国家の形成をめぐる活発な議論が繰り広げられました。

読書会大会は、今年も例年どおり、11月3日文化の日に京大会館にて行われました。天候には恵まれませんでしたが、会員および一般の方々約120名にご参加いただき、ときには会場が満員になるほどでした。今年の発表も、時代は古代から20世紀初頭までと幅広く、テーマも中世クレタ島の地域社会やマゼランと近世の「世界分割」などを含んで多彩なものとなりました(詳しくはプログラムを御覧下さい)。また各発表に関して、学部生からベテランの研究者までが参加して興味深い質疑応答が交わされました。発表終了後、引き続いて行われた懇親会では、西洋史に携わる方々の世代を超えた交流が深められました。
(2003年度読書会委員 梶 さやか)

プログラム
  • 午前の部
【  】内は司会者
ポリュビオスとローマ共和政 ―『歴史』からみた共和政中期のローマ国政― 藤井 崇(京都大学) 【大戸千之】
6世紀のイタリアにおける司教の世俗権力 田畑賀世子(早稲田大学) 【南川高志】
フランス封建社会の法廷 ―領主たちにとっての権力・真理・富― 轟木広太郎(京都大学) 【江川 温】
ヴェネツィア領クレタの正教会 ―カトリック司教区の正教会のコミュニティ― 高田良太(京都大学) 【根津由喜夫】
  • 午前の部
マゼラン…「世界分割」を体現した航海者 合田昌史(甲南大学) 【阿河雄二郎】
フランス革命期における旬日祭典の展開 ―共和2年から3年を中心として― 山中 聡(京都大学) 【竹中幸史】
ナポレオン国家における公共圏の成否 ─「支配」と「共治」のドイツ・イタリア比較─ 岡本 明(広島大学) 【服部春彦】
19世紀初頭のハプスブルク帝国中央政府における改革の試み
―カール大公の提案を手がかりに―
田中慎一郎(広島大学) 【竹中 亨】
近代ドイツの地域文化と歴史協会
―19世紀前半「ナッサウ古学・歴史研究協会」の設立と活動―
若尾祐司(名古屋大学) 【望田幸男】
20世紀初頭のイギリスにおけるキリスト教社会主義の変質 井上 治(京都大学) 【川島昭夫】
晩餐会 18:00

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