本年度の読書会大会は、11月3日(水・祝)に、新型コロナ・ウィルスの感染拡大防止の観点からオンライン(Zoom)にて開催いたしました。137名の方が大会に参加登録してくださいました。
本年度も9本の自由論題報告について、幅広く興味深いご報告をうかがうことができました(詳しくは下記のプログラムをご覧ください)。来年度も多数のご参加を賜りますよう、お願い申し上げます。
〈午 前 の 部〉 | ||
9:30 | 開会の辞 | 【 】内は司会者 |
9:40~10:15 | 皇帝アウグストゥスの記憶の形成
――ウェレイウス『歴史』の分析を通じて―― |
岡本 幹生(京都大学)
【井上 文則】 |
10:20~10:55 | ローマ期ギリシアにおける自他認識の多層性
――パウサニアスの『ギリシア案内記』を中心に―― |
大野 普希(京都大学)
【桑山 由文】 |
11:00~11:35 | 5 世紀ガリアにおけるアウィトゥス帝擁立の背景 | 上杉 崇(広島大学)
【南雲 泰輔】 |
11:40~12:15 | 王朝の聖人、領邦の聖人 | 藤井 真生(静岡大学)
【中村 敦子】 |
〈午 後 の 部〉 | ||
13:45~14:20 | フランス総裁政府期(1795-99 年)の国民祭典における感情
――トゥールーズからの一考察―― |
石原 香(京都大学)
【山中 聡】 |
14:25~15:00 | 植民地状況下のサハラにおける領域支配の展開とその社会的影響 | 天野 佑紀(京都大学)
【杉本 淑彦】 |
15:05~15:40 | 亡命者の末裔は如何なる歴史を書いたか
――前世紀転換期ドイツ・ユグノー協会における神学的歴史家アンリ・トランの歴史叙述―― |
林 祐一郎(京都大学)
【北村 昌史】 |
15:45~16:20 | 第一次世界大戦前夜のパリにおけるボナパルト派青年組織とアクシオン・フランセーズ | 湯浅 翔馬(早稲田大学)
【上垣 豊】 |
16:25~17:00 | 砂糖生産過剰の時代と(旧)英領西インド1900年代-2010年代 | 川分 圭子(京都府立大学)
【井野瀬 久美恵】 |
17:05 | 閉会の辞 |
(2021年度読書会事務局代表 岡本幹生)