日本・東洋美術史 教員紹介 根立研介

根立 研介(ねだち けんすけ) 教授

研究テーマ

日本彫刻史を主たる研究テーマとする。近年は、特に仏師論、肖像彫刻研究、日本の対外美術受容などの研究を進めている。

連絡先

〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学文学研究科

nedachi.kensuke.2u*kyoto-u.ac.jp *を@に変更してください。

研究業績 (2014年3月現在)

〔図書〕

1)『芸術の理論と歴史』(京都大学美学美術史学研究会編、共著)

全525頁、495~504頁(「施主と仏師-康円作文珠五尊像の造像を中心にして-」、思文閣出版)、1990年3月

2)『吉祥天・弁才天像 日本の美術317 』(編著)

全94頁、至文堂、1992年10月

3)『新東寳記』(共著)

全619頁、うち執筆106,147 ~150,166,178 ~180,290 頁(仏宝編金堂・食堂・五重塔・鎮守八幡宮、子院他)東京美術、1996年年1月

4)『愛染明王像 日本の美術 376 』(編著)

全98頁、至文堂、1997年9月

5)『東寺の十二神将像』(共著)

全73頁のうち64~73頁(「金堂薬師如来像の台座に取り付けられた十二神将像」

-桃山彫刻の隠れた名作に光をあてる-」)、東寺宝物館、1998年3月

6)『日本美術史』(共著)

京都造形芸術大学通信教育部及び昭和堂、2-11,42-51,82-93頁(01、05、09章、1998年5月

7)『週刊朝日百科 日本の国宝69 京都/妙法院 青蓮院』(編著)

全32頁、うち執筆7-262~264,7-270・271,7-276~279頁、朝日新聞社、1998年6月

8)『運慶の挑戦-中世の幕開けを演出した天才仏師』(共著)

 全286頁のうち153~230頁(「大仏師運慶の生涯」)、文英堂、1999年7月

9)『カラー版 日本仏像史』(共著)

         美術出版社、148~166頁(第6章)、2001年5月

10)『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代 造像銘記篇』 第1~8巻(水野敬三郎

ほか6人との共編著)、第9、10巻(水野敬三郎ほか8人との共編著)

中央公論美術出版、2003年4月~2010年2月、2013年2月、2014年2月

第1巻解説冊全274頁、図版冊全178頁、2003年4月。第2巻解説冊全380頁、図版冊全233頁、2004年2月。第3巻解説冊全218頁、図版冊全237頁、2005年3月。第4巻解説冊全238頁、図版冊全232頁、2006年2月。第5巻解説冊全263頁、図版冊全188頁、2007年2月。第6巻解説冊全236頁、図版冊全208頁、2008年2月。第7巻解説冊全182頁、図版冊全228頁、2009年2月。第8巻本篇解説冊全190頁・図版冊全182頁、補遺篇全168頁、2010年2月、第9巻本篇解説冊全264頁・図版冊全263頁、2013年2月。第10巻本篇解説冊全206頁・図版冊全220頁、2014年2月。

11)『彫刻の保存と修理 日本の美術 452 』(編著)

全98頁、 至文堂、2004年1月

12)『鳥取県の仏像調査報告書』(共著)

全192頁のうち総説「鳥取県の仏像」(18~21 頁)及び作品解説全85件のうち41件、鳥取県立博物館、2004年3月

13)『平成13~15年度科学研究費補助金 基盤研究(C)(2) 研究代表者

根立研介 研究成果報告書 鎌倉前期彫刻史における京都』(編著)

全139頁、2004年3月

14)『講座日本美術史 第2巻』(板倉聖哲編、共著)

全341頁、67-99頁(「南都再興造仏における慶派仏師の「中国」美術の受容をめぐって」)、東京大学出版会、2005年5月

15)『講座日本美術史 第4巻』(長岡龍作編、共著)

全348頁、227-256頁(「院政期の僧綱仏師をめぐる仏像制作の場―仏師賢円を中心にして―」)、東京大学出版会、2005年9月

16)『列島の古代史5 専門技能と技術』(上原真人編、共著)

全305頁、129~164頁(「仏師の世界」)、岩波書店、2006年2月

17)『安祥寺の研究Ⅱ―京都市山科区所在の平安時代初期の山林寺院―』(京都

大学大学院文学研究科21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人

文学の拠点形成」成果報告書、第一四研究会「王権とモニュメント」)(編著)

全68頁のうち1~53頁、京都大学大学院文学研究、2006年3月

18)『日本中世の仏師と社会-運慶と慶派・七条仏師を中心に-』(単著)

全447頁、塙書房、2006年5月

19)『京都と北京-日中を結ぶ知の架橋』(紀平英作・吉本道雄編、共著)

全271頁、151~169頁(「日本美術史研究における「中国」」)、角川学術出版、2006年12月

20)『平成16~18年度科学研究費補助金 基盤研究(C) 研究代表者

根立研介 研究成果報告書 仏像制作者の伝承と「名付け」をめぐる研究』(編著)

全245頁、2007年3月

21)『皇太后の山寺-山科安祥寺の創建と古代山林寺院-』(上原真人編、共著)

全313頁のうち263~292頁(「第9章 安祥寺の仏教彫刻をめぐる諸問題-創建期彫像の国際性と新奇性の問題を中心にして-」)、柳原出版、2007年3月

22)『室町時代の彫刻 中世彫刻から近世彫刻へ 日本の美術 494』(編著)

全98頁のうち執筆1~72頁、 至文堂、2007年6月

23)『鶴林寺太子堂とその美術』(刀根山鶴林寺編、共著)

60~64頁(「鶴林寺太子堂の彫刻」)、法蔵館、2007年8月

24)『木の文化と科学』(伊東隆夫編、共著)

全218頁のうち135~154頁(「第8章 日本の木彫像の造像技法―一木割矧造りと寄木造りを中心に」)、海青社、2008年4月

25)『ミネルヴァ日本評伝選 運慶―天下復タ彫刻ナシ―』(単著)

全228頁、ミネルヴァ書房、2009年8月

26)『鶴林寺とその全盛時代―室町折衷様式の美―』(刀根山鶴林寺編、共著)

46~51頁(「鶴林寺本堂の彫刻」)、法蔵館、2009年12月

27)『世界の中の『源氏物語』―その普遍性と現代性―』

(京都大学大学院文学研究科編、共著)

172~187頁(「国風文化論と美術」)、臨川書店、2010年2月

28)『週間朝日百科 国宝の美 彫刻13 肖像彫刻』(編著)

全37頁うち執筆9-13,16・17,25-27,32,36頁、朝日新聞出版、2010年4月

29)『仁明朝史の研究―承和転換期とその周辺』(角田文衛監修、財団法人

古代學協會編)

           全339頁のうち239~261頁(「承和期の乾漆併用木彫像とその後の展開」)、思文閣出版、2011年2月

30)『平成19~22年度科学研究費補助金 基盤研究(B)(2) 研究代表者

根立研介 研究成果報告書 模倣の意味と機能―写す・抜き出す・変容させる』(編著)

全169頁のうち執筆分1~15頁(「仏像を写すということ―変容する模倣概念」)、2011年3月

31)『もっと知りたい 東寺の仏たち』(監修 東寺、新見康子と共著)

全77頁のうち執筆分2,10~50、52,54~

62,66~75頁、東京美術、2011年7月

32)『鶴林寺信仰の諸相』(刀根山鶴林寺編、共著)

24~29頁(「観音堂と常行堂などの諸堂ゆかりの彫刻」)、法蔵館、2012年10月

33)『美術史歴参 百橋明穂先生退職記念検定論文集』

全657頁のうち1~18頁(「室町時代七条仏所の正系仏所の交代をめぐって」)、中央公論美術出版、2013年3月

34)『芸術家と興亡の内と外―学習・共同制作・競争の諸相』(平成21~24年

度科学研究費助成金基盤研究(B)「芸術家と興亡の内と外―学習・共同制作・競争の

諸相―」研究成果報告書(中村俊春編、共著)

全268頁のうち167~184頁(「院政期の仏師工房をめぐる小考」)、中村俊春(京都大学文学研究科)、2013年3月

35)『ほとけを造った人びと―止利仏師から運慶・快慶まで―』(単著)

全259頁、吉川弘文館、2013年8月

36)『史跡根来寺境内保存管理計画書(岩出市教育委員会編、共著)

全130頁のうち、付編15,16頁(「2-2 根来寺大伝 法堂三仏」、岩出市教育委員会、2014年3月

〔論文〕

1)「南禅院の一山一寧像について」

       『MUSEUM』420、 4~16頁、1986年3月

 2)「京都・薬師寺の薬師如来像について」

     『佛教藝術』167、27~41頁、1986年7月

 3)「快慶作八葉蓮華寺阿弥陀如来立像の納入品」

  『MUSEUM』442、4~17頁、1988年1月

4)「東寺大仏師職の系譜」

『佛師と佛師組織に関する総合研究 成果報告書 昭和60~62年度科学研究費補助金〔総合研究A〕 研究代表者 清水善三』、56~73頁 、1988年3月

5)「山形・本山慈恩寺の木造十二神将立像について」

 『MUSEUM』480、4~21頁、1991年3月

 6)「東寺大仏師職考」

              『佛教藝術』211、61~100頁 、1993年11月

7)「東寺大仏師職考補遺」

            『佛教藝術』222、63~79頁、1995年9月

8)「中世禅宗僧侶肖像彫刻の造像に関する研究」

『鹿島美術研究 年報第12号別冊』、114~124頁、(財)鹿島美術財団、1995年11月

9)「元箱根磨崖仏について」

           『國華』1216、5~13頁、1997年2月

10)「興国寺木造法燈国師像の造像を巡る諸問題」

『佛教藝術』241、50~76頁、1998年11月

11)「重源をめぐる肖像観」

『研究紀要』20、57~80頁、京都大学文学部美学美術史学研究室、1999年3月

12)「康知と円空」

『美術フォーラム21』1、95~100頁、醍醐書房、1999年11月

13)「僧綱仏師の出現」

『研究紀要』21、37~65頁、京都大学文学部美学美術史学研究室、2000年3月

14)「院政期の「興福寺」仏師」

          『佛教藝術』253、64~100 頁、2000年11月

15)「「運慶一タヒ出テ天下復タ彫刻ナシ」-運慶の名声の伝承をめぐって-」

『研究紀要』22、37~76頁、京都大学文学部美学美術史学研究室、2001年3月

16)「国中連公麻呂考」

『正倉院文書研究』8、63~88頁 、吉川弘文館、2002年11月

17)「運慶の二つの肩書をめぐって」

『京都美学美術史学』2、25~56頁、京都美学美術史学研究会、2003年3月

18)「東大寺盧舎那大仏の荘厳をめぐって」

『日本上代における仏像の荘厳(平成12~14年度科学研究費補助金 基盤研究(B)(2)研究成果報告書)』、109~116頁、奈良国立博物館、2003年3月

19)「開山の木像は誰のために造られたか」

     『美術フォーラム21』8、48~52頁、2003年6月

20)‘The State of Research on the History of Ancient and Medieval Sculpture and

Related Issues ‘

 ACTA ASIATICA85 , pp.1~24、2003年9月

21)「安祥寺五智如来像の造像と仏師工房」

『安祥寺の研究Ⅰ―京都市山科区所在の平安時代初期の山林寺院―』(京都

大学大学院文学研究科21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」成果報告書、第一四研究会「王権とモニュメント」)、京都大学大学院文学研究科、99~113頁、2004年3月

22)「10世紀から13世紀にかけての日本彫刻史における中国美術の受容-鐘山石窟3号窟の老比丘形像を手掛かりとして-」

『平成13~15年度科学研究費補助金 基盤研究(B)(2)研究代表者 岡田健 研究成果報告書 中国陝西省北宋時代石窟造像の研究-子長県鐘山石窟を中心にして-』、51-57頁、2004年3月

23)「東福寺の彫刻―南北朝・室町時代の遺品を中心に―」

 『MUSEUM』591、49-77頁、2004年8月

24)「十世紀前半頃の仏師動向」

    『京都美学美術史学』4、27-58頁、2005年3月

25)「遼代出土木雕真容偶像と日本の肖像彫刻-立石寺木造頭部の問題を中心として」

『遼文化・慶陵一帯調査報告書』(京都大学大学院文学研究科21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」)、京都大学大学院文学研究科、177-192頁、2005年3月

26)「御衣木加持をめぐる小論」

『平成13~16年度科学研究費補助金 基盤研究(A)(1)研究代表者 京都大学大学院文学研究科教授 岩城見一 研究成果報告書 四大(地・水・火・風)の感性論-思想・アート・自然科学の関わりについての基盤研究-』、157-166頁、2005年5月

27)「歴史教科書と美術工芸品の図版をめぐって」

『美術フォーラム21』12、141~146頁、2005年9月

28)「「頂相彫刻」再考―肖似性と理想化の問題を中心にして―」

『國華』1321、3~15頁、2005年11月

29)「安楽寿院の仏像」・「付属資料 「安楽寿院所在仏像目録」」

『平成15~平成17年度科学研究費補助金〔基盤研究(C)(1)〕 研

究成果報告書 研究代表者  上島 享  鳥羽安楽寿院を中心とした院政期京都文化に関する多面的・総合的研究』、69~97頁、2007年3月

30)「彫刻史における和様の展開と継承をめぐって」

『哲學研究』583、1~24頁、京都哲學會、2007年4月

31) 「彫刻の和様の継承と七条仏師」

『美術フォーラム21』15、132~135頁、2007年5月

32)「院政期 興福寺にかかわる大仏師をめぐる補論」

『佛教藝術』296、57~72頁、2008年1月

33)「定朝をめぐる二、三の問題-僧綱位授与の問題を中心にして-」

『鳳翔学叢』4、13~31頁、平等院、2008年3月

34)「康尚の登場と摂関期仏師の動向」

『仏教美術研究上野記念財団助成研究会報告書第35冊  研究

発表と座談会 仏師康尚の時代』、16~28頁、仏教美術研究上野記念財団助成研究会・京都国立博物館、2008年3月

35)「異形の肖像」

『平成17~19年度科学研究費補助金 基盤研究(A)研究代表者 京都大学大学院文学研究科准教授 宇佐見文理 研究成果報告書 『<醜>と<排除>の感性論-否定美の力学に関する基盤研究-』、149-157頁、2008年3月

36)「日本の肖像彫刻と遺骨崇拝」

『死生学研究』11、東京大学大学院人文社会系研究科、57(380)-82(364)頁、2009年3月

(英訳)

‘Portrait Sculpture and Relic Veneration in Japan’

Bulletin of Death and Life Studies”,5.(“The Interrelationship of Relics and Images in Christian and Buddhist Culture”, pp.75-94.Graduate School of Humanities and Sociology,The University of Tokyo,2009.3

37)「院政期の一日造立仏をめぐって」

『平成17~20年度科学研究費補助金 基盤研究(B)研究代表者 京都大学大学院文学研究科教授 中村俊春 研究成果報告書 『前近代における「つかの間の展示」研究』、33-46頁、2009年3月

38)「霊験仏と納入仏を通した聖性の移植をめぐって」

『美術フォーラム21』22、44-50頁、2010年11月

39)‘The Present State of Research on the History of Buddhist Sculpture during

The Northern and Southern Dynasties‘

     “ACTA ASIATICA”100、pp.1~20、2011年2月

40)「日本の仏像の用材樹種の変遷をめぐって」

『ART LIBRARY』12、11-17頁、公益社団法人 日本彫刻会、2011年5月

41)「興福寺初期再興造仏事業と慶派仏師」

『京都美学美術史学』10、85-104頁、2011年7月

42)「和様彫刻の最高峰―平等院鳳凰堂阿弥陀如来像―」

(英訳掲載 Greatest Wayo-style Sculputure-The statue of Amitabha tathagata Enshrined in the Phoenix Hall at Byodi-in-Temple-)

    『日本藝術の創跡』17、230-239頁、クオリアート、2012年10月

43)東大寺鎌倉再興造仏再考―南大門金剛力士像の造像と

再考造営理念との関係を中心に―

『京都美学美術史学』12、1-26頁、2013年12月