京都大学文学部アドミッション・ポリシー

京都大学文学部が望む学生像

文学部における教育は、人文学の名のもとに、思想、言語、文学、歴史、行動、さらに現代文化に関わって展開されてきた諸学の成果を学生に教授し、共に学び考えながら、新たな知的価値を創出することをめざしてなされるものです。そこでの活動には、単に文系の範疇に含まれるものだけでなく、高度な数学的方法や実験的手法、また情報処理の技術を必要とするものもあります。文学部は、人文学の諸学問に関して、こうした幅広い能力を具え、かつ深い教養と倫理性にも優れた人材を育成することをめざしています。そのために求められる学生は、過去から、現在に至り、さらに未来にまでのびる人類の営みについて、様々な角度から関心を寄せ、柔軟な思考力によって問題を発見し、その解決のために、論理的に、また歴史的に、創造性豊かな考察を展開することのできる能力をもつ者であることが望まれます。

文学部では、以上の理由から、センター試験によっては、総合的な基礎学力を学生が有することを求め、さらに個別学力試験では、国語、外国語、地理・歴史とならんで数学を課すことによって、思考力の柔軟性と論理性を問うことにしています。